6月の初め 韓国 釜山 へ旅してきました。
釜山で初めて開催される 「アートフェアー釜山」 を見にと、骨董、道具を求める旅でした。
時間が有効に使えるということもあり今回は 羽田から福岡まわりでの釜山入りとなりました。
もう十分に夏の匂いのする釜山は半袖で過ごせて扇子が必要で海からの風はほのかに塩の香りが漂っていました。
早速 骨董屋 めぐりです。 目についた物は値段を聞くが・・・
なかなか・・・ いい値段過ぎますねぇ。
日本語のわかるお店の方だと会話になるのですが、こちらも韓国語がわからないので 日本語の通じない方だと 身振り手振り 時には 漢字を書いたりと、必死に意思疎通をはかりました。
興味のある品物があったので こちらも 「カッカ ジョセヨ!」 「安くして~」 と必死。 電卓 片手に値段交渉です。 「ウォン?」「エン?」 意思疎通のできない二人に友人も呆れ顔でしたが、必死の私の説得にも敵もさることながら、なかなか顎を下ろしません。
ああだ こうだ と因縁?を付けては電卓を見せますが、敵は顔を縦に振りません。 結局最後は私の根気に負けたのか 私の言い値に近い値段で譲り受けました。
帰り際に日本語で 「掘り出しよ~」 と言う店主に 「最初から カッカ ジョセヨ!」 と ひと唸り してホテルへ戻りました。
早速 部屋に帰って 産湯に浸けてみました。 この瞬間が たまらなく楽しみなんです。 どんな 顔に変わっていくのか・・・
その顔は後でゆっくり拝むとして、胸踊らせながら 「サムギョプサル」 を求め街へ繰り出したのでした。
宗超
韓国 釜山 道中記
2012.06.19